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2011年6月20日 (月)

原発をどう乗り越えるのか・・・報告会を終えて・・・

~原発をどう乗り越えるのか~6月19日

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原発事故からずっと考え続けている・・・

自分なり見つめ直そうとしている・・・答えは中々見えるものではないとわかってはいるが・・・

今回あしがら農の会のI越さんが中心となり企画された報告会・・・

福島より3名の方にお越しいただき、現実のお話を伺える機会がいただけた・・・

自分はこれから何をすべきなのか・・・何ができるのか・・・

今までほとんど考えたこともない原発・・・

今回実行委員会の片隅に加わらせていただことにより・・・自分のスタートライインに・・・

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小沢祥司氏・・・小澤祥司オヒシャルサイト

飯館村の自然に魅せられ、飯館村と関わるようになり・・・今回の震災・原発事故に遭遇し・・・飯館村の後方支援活動に・・・

原発事故直後から高濃度の放射線が飛来しているにもかかわらず・・・原発から20Km以上離れた地域だと・・・東電・政府から情報を隠蔽され・・・見殺しにされたと言われる地域・・・

その実態がいかなるものか・・・今回は時間が短く・・・多くは語られなかったが・・・

今では当たり前のように言われるが・・・放射能は同心円状に広がっているわけではない・・・

飯館村のようにホットスポットで高濃度に汚染された地域はいっぱい・・・

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橋本宙八氏・・・マクロビアン

原発事故直後からいち早く非難しなければ・・・1mでも遠くに避難しなければと・・・これまで1000Km以上も避難・・・

福島県内・・・東京・・・岐阜?・・・大阪・・・松山・・・

なによりも命を大切にしなければ・・・

命を考えない・・・政治・・・産業・・・学問・・・報道・・・こんなものはあり得ない・・・

これまでただひたすら経済の発展だけを追い求めてきた・・・幸福を得るための経済でなければならない・・・

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風見正博(マサイ)氏・・・獏原人村

理想郷を求めて30数年前から川内村で養鶏を営んでいた・・・

原発事故直後から・・・すぐに避難・・・

鶏のことが心配で避難中も幾度と帰宅する・・・

原発から至近距離にもかかわらず意外と線量は低め・・・

現在はこの地でこれからも暮らし続けると決心し・・・卵を作り続けている・・・

卵を検査するとセシウムで10~20ベクレルぐらいの値・・・でも・・・今までのように売れることはない・・・

もともと自然豊かな地域・・・森も川も空も今でもとてもきれいな場所・・・鳥も今でも飛び回っている・・・ただ、自分だけが何もかも失ってしまった・・・放射能と自然の美しさは無関係・・・

毎朝・・・恐怖で身動きが取れない・・・時間がたつにつれ・・・人と話すにつれ・・・少しずつ元気になる・・・

そんな毎日の繰り返しから・・・今は・・・被害者・被災者のままで終わってたまるか・・・

人類のためのヒーローになるんだ・・・この地で暮らし続けるんだと決心・・・

この地で暮らし続けることにより・・・どのような影響があるのか・・・あるいはないのか・・・

壮大な人体実験ともおっしゃっていたが・・・

お話の途中での思わずの涙・・・嗚咽には・・・わったーを含め多くの方に涙が・・・

今では農業を再生できるように色々と試みる・・・

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第2部シンポジュウム

今回、3者の話を伺うと・・・共通して言えることは・・・のっけから、東電・政府の情報は信用できない・・・

自分の身は自分で守る・・・正しい情報を自分で得る力を身につける・・・

日ごろから自分で考える力を十分に育てる・・・

日ごろ自分も思うに・・・考えに考え、考え抜くことは時にはとても苦しいこと、つらいことでもあるが・・・その先に初めて答えが見えてくるものだと・・・人間ついつい楽をして、人に従うこと、流されることを選択したくなるもの・・・

原発周辺の住民は・・・日ごろから安全性を洗脳されていたと・・・子供の教育の場にもすりこまれ・・・

毎月アトムと言う雑誌が東電から配布され・・・ひたすら原発の安全性がうたわれ・・・村で集会があるたびに東電から差し入れが・・・

この結果・・・住民の間でも・・・放射能の危険に対する認識の温度差が・・・安全だと思いたいと言う人が今でも大勢・・・

自分は思う・・・原発に頼らない生き方・・・暮らし方が必ずあると・・・足るを知る暮らし・・・ものだけに頼る唯物的な幸福感ではなく・・・人の心にわき上がる喜び・・・

以前子供に聞かれたことがある・・・人は何のために生きているのか・・・

すぐに答えた・・・人は自分が幸せになるために生きている・・・ただ自分ひとりだけが幸せで、幸せを感じることはできない・・・自分の周りの人・・・親兄弟、友人・知人、隣近所のひとが不幸せでは心から幸せは感じることはできない・・・自分の周りの人がどこまで広がるのか、思いをはせることができるのか・・・人それぞれなのだろう・・・

ただ競争だけが唯一絶対の社会から・・・人それぞれの考え、生き方が・・・人それぞれ、それぞれの違いを認め合い、尊重しあいながら暮らしていける社会・・・

心からの安心立命・・・幸福を感じられる社会・・・

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加藤小田原市長も最初から最後まで参加されていた・・・十数年前に橋本さんと一緒に子供の命を大切にするために色々と活動されていたことも・・・

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