小田原有機の里づくり協議会主催の有機農業技術講演会の後の・・・なんくる農園のあれやこれや・・・
~小田原有機の里づくり協議会~有機農業技術講演会の後の・・・なんくる農園のあれやこれや・・・3月25日
本日10:00~12:00・・・小田原市役所・・・けやき大ホールにて講演会が行われた・・・
協議会の構成団体の報徳農場・・・あしがら農の会・・・ジョイファーム・・・MOA自然農法の各団体の報告があり・・・
そのあと明治大学 農学部 特任教授 佐倉朗夫先生の講演・・・
今回の目的は小田原周辺の農業の活性化・・・有機農業の推進・・・その一環として協議会の仲間を増やす・・・理解してもら等の目的で行われたのだと思う・・・
協議会の大事な役目の一つだろう・・・
先生のお話は・・・日ごろ自分なり考えていることの整理や確認に大きく役立ったと・・・
ただ・・・参加者とても少なかったのがとても残念ではあるが・・・
もう少し準備が必要だったのだろう・・・時期も含めて・・・
写真のあとに・・・今日の講演を聞いた後・・・あれやこれやと常日頃考えていることをだらだらと書いてみた・・・
特に面白いものでもない・・・
目を通すのも面倒だろう・・・
今日の佐倉先生の講演は・・・根圏環境と有機農業・・・
農業の基本は土作り・・・育土・・・
昔から土作りの基本は・・・“物理性の改善”“化学性の改善”“生物性の改善”と言われる・・・
自分の中では化学性の改善についてはあまり意識する必要はないと思っている。物理性・生物性が改善されれば・・・その結果化学性は改善されるものと思っている・・・
特に重要なのは生物性の改善だろう・・・その本丸に行くには・・・物理性の改善は基本中の基本となるだろう・・・
水はけ・・・作土層・・・土の性質等々・・・
ある程度生物性の改善によっても改善されるとも思うが・・・それにはとても長い年月が必要となるだろう・・・
水はけが悪ければ・・・暗渠・明巨なども必要となるだろう・・・畝立てなども・・・
畑における水はけは・・・田圃で言う均ぺいにも匹敵するだろう・・・基本中の基本・・・
生物性の改善には・・・温度・湿度・酸素が重要な要素となる・・・過失となると酸素がなくなる・・・
田圃などのあとの畑などでは作土層は薄くなる・・・すきどこ、耕盤などと言われる層がある・・・作物の根や土壌生物の活動によっても壊れていくだろうが・・・長~目で見れば可能だろうが・・・
機械力を使って盤を壊せればその効果は大きいだろう・・・
河川敷に近い田圃の跡地では・・・盤の下は砂地・・・ガラが多い層となる・・・
ここまで改善するのはとても大仕事・・・客土した方が良いだろう・・・
でなければ・・・この土壌でも作れる作物を選択すべきなのだろう・・・
そして・・・生物性の改善・・・
新鮮な有機物を土にすき込みながら・・・有効腐植を増やしていく・・・その結果土壌生物層が豊かになっていく・・・
多肥は土壌を傷めると言われるが・・・
多肥とはたぶん・・・窒素過多を意味するのだろう・・・一般的に肥料=窒素・・・
生物が活性化するには窒素が多いと逆効果となる・・・
今日はこの辺の話をもう少し具体的にお話しいただいた・・・
これまでに聞いたり、読んだりした話も多々あるが・・・だんだんと整理されてきたかな・・・
ここ数年思うのだが・・・自然農法でこれまで聞いたり読んだりしてきたことは形を変えたり・・・繰り返されながら耳にしていいる・・・
人によって・・・有機農法の一般的な栽培方法を確立したい・・・誰でも簡単にできる栽培を実現したいと言う人もいるが・・・
わったーは昔からそんなことには興味はない・・・農法と言うものに興味がない・・・難しいことはわからない・・・
生物層ゆたかな土作りを目指す・・・それには有効腐植を増やす・・・よい有機物を利用する・・・
この有機物の利用・種類・・・そしてその分解・合成者でもある微生物の活用に色々なやり方・考え方があるのだろう・・・
これでなければならないと言うものはないのではと・・・自然の営みの懐はもっと大きなものと思う・・・
有機物の種類・利用方法は主観的なものだろう・・・
どのような有機物を利用するのが利用しやすいのだろうか・・・手に入れやすいのだろうか・・・また差別化できるのだろうか・・・お客さんに訴えやすいのか・・・自分に合うのか・・・
そんなようなことで決めればよいのだろうと・・・
経済効率を中心に据えればまた違う考えにはなるのだろうが・・・
なんくる農園では・・・緑肥を基本としている・・・大量に有機物を持ち込むのは困難・・・好きではないのかな・・・
良いと思える堆肥が袋詰めであれば利用しやすいが・・・
1町歩近くの畑を賄えるものを手に入れる・・・自分で作る・・・中々容易ではない・・・
やっぱり緑肥が活用しやすい・・・緑肥が生えている姿も好きである・・・心地が良い・・・なんくる農園の思いを知ってもらうには大切な要素だろう・・・
ただ緑肥を活用するには余分に畑を確保する必要がある・・・
限られた面積で・・・多くのも・・・多くの種類の野菜を・・・1年通して栽培するには・・・その体系を整理しなければならない・・・適期の作業も必要となってくる・・・
現在100%緑肥で賄えていない・・・田圃の水の影響で緑肥を活用しにくい畑・・・作付けの関係・作業手順の関係・・・それはそれで良い・・・無理なら無理で違う方法を選択すればよい・・・大きく間違ったことをしなければ・・・
不足分は自家製の落ち葉や草やチップ等々の堆肥を活用したり・・・知人の信頼できる堆肥など・・・
緑肥の活用も手間はかかる・・・外から沢山の有機物を持ち込むのと比べてどっちが楽か・・・たぶんそれは個人の好みでしょう・・・わったーは緑肥が好きということだろうか・・・
少しでも自分のやりやすい方法で十分な有機物を確保する方法を整理しつつ・・・
今はトラクターをフル活動しているが・・・いずれは極力控えるようにしていきたい・・・
必要以上に耕さない・・・耕さなくてもできるように・・・その方向に軌道修正をするべき時期がきたなら・・・
色々自分なりに整理しようとおもったが・・・整理できないか・・・
なんのために作物を作るのか・・・自分で食べるため・・・販売するため・・・
自分で販売するのか・・・人に頼むのか・・・
販売先は・・・
販売方法を含めて作付け・栽培する・・・自分なりの思いも添えて・・・
畑を丸ごと・・・なんくる農園を丸ごと・・・ちょっと重たいか・・・野菜だけが欲しい・・・
さりげなく・・・思いを添えればよいか・・・
さらに分けがわからなくなってきたが・・・
農作業を楽しみましょう・・・
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