~鬼柳圃場・蓮正寺圃場・トマト栽培~自然農法センターの方が・・・土壌診断に病変の確認+α・・・7月2日
今日はフルタイムの農作業デー・・・
急遽自然農法センターのかたがこられることに・・・
疑問に思っていたことを色々と確認できたかな・・・
今後の参考に…

全体の写真を撮り忘れたけれど・・・
4条あるナスのうち千両2号の畝だけ青枯れ?のナスが数株発生・・・
飛び地状態の発生・・・
病気?

掘り起こして根っこの状態を見てみるが・・・
根の張りもまずまず・・・
状態もそれほど悪くないよう・・・

茎を切断してみる・・・
青枯れだと水に切断面をつけてみるとどろっとした物が出て来るといわれるが・・・
維管束が褐変しているようにも見えるけれどこの状態は異常ではないらしい・・・
今までも切って確認して褐変していると思っていたけれど表皮と内部の境の色のようで・・・
考えてみれば正常な状態の茎を切ってみたことはないかな・・・
出は何だろう?

ナスの植え付け前には稲わらを溝施用している・・・
それが悪さ?
それにしては症状が出て来るにはタイムラグが・・・
よくよく掘ってみると溝施用した稲わらの下にモグラの穴らしきものが・・・
穴の位置が深めでしかも稲わらの下なので表面からは気が付かなかった・・・
原因はモグラか・・・

蓮正寺圃場のトマトもある畝にこんな状態の株が・・・

掘り取ってみると・・・

やや根っこに異常も見受けられるけれど・・・
決定的なダメージを受けるほどではないようだ・・・
よくよく掘ってみると原因はなすと同じようだった・・・
なんくる農園では基本的には緑肥を活用して土づくりをしているけれど・・・
補助的に比較的手に入れやすい稲わらを使っている・・・
ここ数年稲わらの溝施用を試みている・・・
ぼちぼち効果も確認できたので今年は果菜類の多くに活用している・・・
最初のころは色々と気を使ったりもしていたが量が増えたことで慎重さに欠けていたのかも・・・
今後の課題が認できたことは何よりの収穫だった・・・

田んぼの隣に植えたカボチャ・・・
入梅直後の大雨で冠水・・・
その後の高温でカボチャはほとんどが枯れてしまった・・・
株そのものが枯れたしまったわけではないけれど・・・
茎の途中に病変が・・・
隣の田んぼとの関係を確認しておくべきということで・・・

穴を掘り・・・
自然に水が湧いてくるところまで・・・

硬い盤らしきものに当たり・・・

さらに盤を抜いてみる・・・

斑鉄が見られる土の部分・・・
この斑鉄の有無位置をみるのが一つの見方らしい・・・
水に溶けた還元状態の鉄分が、水が引き酸化状態ととなった鉄分のあと・・・
これがな荷を意味するのか・・・
土壌診断の見方の一つを教わったのかな・・・

硬い盤まで約34~5㎝ぐらいだろうか・・・
これはおそらく梨畑の前の田んぼの時の鋤き床か?

そのうえ10数センチにはグレイの土が・・・おそらく田んぼの作土だろうか・・・
さらにその上には梨畑にするときに客土されたらしい土・・・
比較的のこの土はよさそう・・・
だから予想以上にこの鬼柳圃場でも作物が育つのか・・・
もちろん課題はたくさんあるけれど・・・

表層10数センチのいい状態の土をもっと下層土まで・・・
盤を完全に抜いたほうが良いかは下からの水の状態もあるよう・・・
今の様子では盤が抜けても大きな弊害はなさそうな・・・
稲わらの溝施用・・・下層土の改良を測るためにここ数年始めたけれど・・・
下層土を考えるならばまだまだ浅い・・・
根の深く張る緑肥を考えたほうが得策のよう・・・今使っているソルゴーからクロタラリアに切り替えようか・・・
小麦で土づくりを考えているけれど小麦ではここの様子では下層土までは難しそう・・・
今後の取り組みは早々に組み立て直して取り組もう・・・

ところで今日自然農法センターの方が知多半島からちた本題は?
いつものようにとても急な依頼だけれど、来月お盆明けぐらいに自然農法の畑の見学会、交流会を開きたいと・・・
8月20日ごろかな?
もう2か月もないけれど、こんな時期に今更人が集まるの?こんな畑で・・・
で・・・
返事は・・・やっぱりNOとは言えない日本人でした
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